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探訪・浪速の名匠 第2回 カメラのナニワ

第二回 カメラのナニワ
お話:塩山高之会長

御堂筋界隈の鰻谷に本店を構え、およそ70年もの長きにわたり来店する多くの人々にカメラと写真の素晴らしさを伝え続けてきた「カメラのナニワ」。
その間、写真はフィルムからデジタルへ移行するという大変革を遂げました。
今回の「探訪・浪速の名匠」では、いつの時代もお客様のニーズに細やかに対応しながら、カメラと写真の文化を支え続ける「ナニワ商会」塩山高之会長にお話をお聞きしました。

当店へはいつでも気軽に!下駄ばきで、ウエルカム。

1956年頃のナニワ商会本店

ナニワ商会の創業は1947年。私は26歳のとき、フィルムを現像してプリントするラボを、わずか4人で始めました。その後、銀塩フィルムカメラ(以下、フィルムカメラ)は成長期を迎え、最盛期にはおよそ1000人の社員を擁する規模までに事業は拡大。本店は、大阪のメインストリートである御堂筋に面したところに位置する、かつてのそごう大阪本店と、現在の大丸心斎橋店の間を東に入ったところにあるため、テレビCMや広告にはその経路を「大丸、そごうの間を東へ50歩」としていました。
1980年代には御堂筋や心斎橋筋は華やかさを増し、当店も「心斎橋筋に出店しませんか?」とよくお声をかけていただきました。しかし「カメラのナニワ」は、下駄ばきで気軽に来店できることと、原価で勝負していたので、心斎橋筋に出店するまでには至りませんでした。今振り返ると、多くの人に写真撮影を楽しんで欲しいと願う気持ちとともに、写真文化を支えたいという想いが強かったようです。

写真の素晴らしさを伝える

全盛期(1980年代)の心斎橋本店

1956年当時の社員集合写真

1990年頃の一枚

フィルムカメラには、デジタルカメラでは表現できない陰影や、手触り感に独特の魅力があります。撮影した写真をすぐ見ることができないため、シャッターを切るのが慎重になるなど、楽しさに繋がる付加価値をもたらしていたと思います。
しかし、デジタルカメラという巨大なモンスターが現れ、写真はスマートフォンで撮影するのが当たり前になって、カメラの世界は大きく変化していきました。全く予期していなかったこの急転直下の大変化には当初殆ど成す術もなく、、経済面では大打撃を被りました。
しかし、フィルムからデジタルに移っても、カメラと写真の文化の守護者としてのナニワの立ち位置を守り抜かねばなりません。
当店では今でも変わることなく、専門知識豊富なスタッフがお客様のご要望に向き合う対面接客の伝統を大切にし、またカメラ専門店ならではの提案を試みることも続けています。プロのカメラマンの方々にも信頼頂き、一眼レフのレンズなど高価な商品を求めてよくご来店頂いています。創業からおよそ70年。先代から受け継いできたカメラと写真の素晴らしさを伝える姿勢こそが「カメラのナニワ」の伝統であり誇りです。及ばずながら「名匠」のお仲間に入れて頂けるとしたら、これからもこの伝統と誇りを守り続けてこそのことだと思っております。(談)

株式会社ナニワ商会
カメラのナニワ 心斎橋本店
〒542-8678
大阪市中央区心斎橋筋1丁目4番29号
TEL 06-6281-4133
http://www.cameranonaniwa.co.jp/

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