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私たちについて

理事長所信


一般社団法人 大阪青年会議所
第68代理事長
竹田 哲之助

人生には一番大事な日が二つある
生まれた日となぜ生まれたのか分かった日

この地球、この時代に生まれたことには必ず意味がある

何のために生きるのかという使命と
どう生きるのかという確固たる哲学をもって

青年らしく素直な心で自分の人生に熱狂しよう

はじめに

 この地球に誕生して以来、人間は進化を繰り返し、万物の王者として生成発展を続け人類を繁栄させてきた。しかし、行き過ぎたグローバリズムは利己主義な生成発展を世界中に広げ、解決の見えない経済格差や環境問題を生み出し、もはや限界を迎えようとしている。誰もが豊かさを享受できる経済、生涯を通して活躍できる社会、幸福を追求できる世界の実現には、個と公、競争と共生、歴史と革新など、一見矛盾する二つを調和させた生成発展による繁栄が必要なのである。

 何事にもとらわれず、すべてを受け入れ、為すべきをなす。人類に進歩と調和をもたらす素直な心の存在に気づいた時、人は自分の生まれた意味を知る。熱狂とは、生命の炎を燃やし、直向きに生きる人の姿。あなたが使命に気づいたならば、青年らしく自分の人生に熱狂してみようではないか。たった一人の熱狂からすべてがはじまる。

「BREAK THROUGH OSAKA」と呼ばれる次のステージへ

 いま、大阪が再び熱狂しようとしている。2020年に東京オリンピック・パラリンピ ックの開催を控え、教育再生、経済再生を中心とする「未来投資戦略」の成果によって、日本再生に一筋の光が見えている。大阪においても、インバウンドの増加、国家戦略特区の活用、幼児教育の無償化などにより、経済は成長し、人口も増加傾向にあり、子どもの学力も伸びている。2019年にはラグビーワールドカップの開催、2025年の日本万国博覧会の開催誘致が実現すれば、大阪の未来は明るく照らされることになる。

 かつて、人口、面積、経済において国内最大の都市となり「大大阪」と呼ばれ、日本だけでなく世界を熱狂させた大阪。私たちは、大阪に住み暮らす270万人を熱狂させ、民間主導の経済成長で日本再生を牽引するアジアの中核都市となり、誰もが生きる力をもって生涯を通して活躍し、次なる革新で人類に真の進歩と調和をもたらす「BREAK T HROUGH OSAKA」を実現し、日本と世界を再び熱狂させる。

民間主導の「経済成長」を実現する市民輿論の確立

 経済とは「世を經め、民を濟う」という「經世濟民」という言葉に由来します。行政は 「経済」を企業は「経営」をおこない、需要の拡大と生産性の向上を繰り返すことで「経済成長」が実現します。財政健全化という目標を行政が掲げ「経営」をおこなっていることが、デフレーションから完全に脱却できない原因なのです。また、いまだ続く人口と経済の一極集中は地方都市を衰退させるだけでなく、自然災害大国日本にとって防災安全保障においても由々しき問題です。東西二極の一極として、東京に次ぐ経済規模を有する大阪の役割は重要です。日本再生を牽引する都市のビジョンを描き、民間主導で正しい政治と経済の知識にもとづく政策を立案、提言すると共に実行し、アジアの中核都市として世界における存在感を確立しなければなりません。

 そのためには、政治と経済の正しい知識にもとづいた市民輿論を確立し、「経済」を実現する官民一体の成長戦略を策定し、提言する必要があります。日本万国博覧会の誘致活動や、実施が予想される大阪府と市の合併の是非を問う住民投票は、市民の意識と知識を向上させ正しい輿論を形成する好機になります。また、企業がどのような「経営」をおこなうかも大切です。目先の利益を追求する株主資本主義ではなく、社会全体で豊かさを享受できる公益資本主義という新たな考え方を拡げていきます。未来へ向けて企業が人や技術に積極的に投資することで、国民経済が循環し「経済成長」が実現するのです。行政だけに頼るのではなく、社会の公器として素直な心をベースに「経営」を実践し、地域の未来を牽引する企業を増やしていきます。

 経済成長の実現こそ、私たち青年経済人の本領発揮の場です。正しい政治と経済にもとづいた市民輿論を確立し、行政が「経済」を企業が「経営」を通じて国民経済を循環させ、日本再生を民間主導の経済成長で牽引し、アジアの中核都市として存在感を発信する「BREAK THROUGH OSAKA」を実現します。

未来への投資が生み出す「生涯活躍社会」の実現

 人工知能やロボットの発達により、近い将来に約50%の人びとが仕事を失い、今の子どもが大人になったときには、65%の人が今は存在しない仕事につくと言われれば、多くの子どもや若者が将来に不安を感じるのに頷くことができます。しかし、人手不足と産業革命が高度経済成長を実現したことを考えると、生産年齢人口の減少と新産業革命を迎えている今こそ、未来を生きる子どもに期待感をもたらす好機なのです。家庭や学校、親や教師という枠をこえて、すべての大人が手本となり、逞しい身体と、素直な心を兼ね備えた、生きる力をもった子どもを育む環境が必要です。東京オリンピック・パラリンピックを契機に、性別や年齢、障がいの有無にかかわらず、誰もが生涯を通して成長を続け活躍できる社会を実現する、未来への投資を拡大しなければなりません。

 社会保障費が国家予算の中で約30%を占める現在、生涯において健康を保ち、医療費などを軽減できれば、未来への投資に繋がります。大阪は医療特区であり、2025年の万国博覧会のテーマは健康・長寿への挑戦を掲げています。生涯成長する基盤となる逞しい身体を、大人と子どもが共に育める環境を構築していきます。また、子どもへの教育も見直す必要があります。偏差値教育などにより常に誰かと比較されることで、自分に自信がもてず素直な心を育むことができていないのです。一人ひとりの存在をしっかりと認め、自己肯定感を育むことが何より大切です。2018年からは特別の教科として道徳が小学校で実施されます。正しい教育の在り方を提言すると共に、家庭や学校という枠をこえて子どもの生きる力を育む教育再生を実現していきます。

 私たちは、未来を生きる子どもに圧倒的な期待感を与えなければなりません。すべての大人が成長を続け活躍することは、子どもの生きる力を育む未来への投資に繋がります。 逞しい身体と素直な心で生涯を通して成長を続け、誰もがいつまでも活躍することができる「BREAK THROUGH OSAKA」を実現します。

人類に真の進歩と調和をもたらす「突き抜けた人材」の育成

 1970年の万国博覧会のテーマは「人類の進歩と調和」。約50年前に問われたのは技術革新の先にある、人の在り方でした。移動手段やITの発達は、世界を小さくすると共に物質的な豊かさをもたらしましたが、行き過ぎたグローバリズムが世界中に経済格差を生み出し、精神的な豊かさをもたらすことはできていません。政府の掲げるSociety5.0では、今まで以上に人の在り方が問われることになります。すべての人びとが物質的にも精神的にも幸福を追求できる世界の実現には、何事にもとらわれず、すべてを受け入れる日本人の心を世界に拡げ、次なる革新を生み出す必要があります。リアルとバーチャルで世界と繋がり、未来を明るく照らし世界を変革する「突き抜けた人材」を、大阪から創出していきます。

 次なる革新はゼロからイチではなく、既知と既知の組み合わせから生まれます。まずは、日本や大阪の歴史や培ってきた文化、技術の進歩について学ぶことで、生まれた国や地域への誇りと、日本人が元来持ち合わせている素直な心に気づく必要があります。また、JCIのネットワークを活かして、歴史や文化、最先端の技術から生まれる様々な価値観を知るだけではなく、体験を通じて世界から見た日本や大阪について学び、知識を経験に変える必要もあります。世界に圧倒的な期待感をもたらしている未来志向な人材や、次代を共に創造していく人びとと相互理解を深め、様々な価値観を受け入れることで、歴史と技術、知識と経験が融合し、人類を進歩させ世界に調和をもたらす、次なる革新が生まれるのです。

 世界に変革を起こすのは、たった一人が生み出す革新です。私たちは、誰もが幸福を追求できる世界の実現をめざし、日本人の素直な心で様々な価値観を受け入れ、既知と既知の融合から次なる革新を生み出す「突き抜けた人材」を創出し、人類に真の進歩と調和をもたらす「BREAK THROUGH OSAKA」を実現します。

青年らしく熱狂しよう 未来のために

 未完成な青年だからこそ、まちづくりと自分づくりの両立を許されるのが青年会議所です。誰もが人生に熱狂する未来予想図を共有し、社会の評価や時流を気にすることなく、誰にも負けない努力を続け、侃々諤々の議論を繰り返し、互いを磨き続ける中から生まれる、青年らしい政策と大胆な行動によって新たな時流を生み出そう。友好JCやシスターJC、行政や企業、有識者や各種団体と連携し、JCと人びとを繋ぐ手段を戦略的に活用し、まちに共感を拡げていこう。1950年の設立以来、先輩諸氏が受け継いできた志を受け止め、1000名の仲間と正面から向き合い、誰一人手を離すことなく、一切妥協のない挑戦と失敗を繰り返し、270万人を熱狂させよう。

 自らの幸せを願う人間でなければ、他者を幸せにすることはできない。すべては自分から、そして一人から。日本、世界においても、まずは大阪から。人の心を動かすもの、それは生命の炎を燃やし、直向きに生きる人の姿。

たった一人の熱狂からすべてがはじまる
一人の熱狂が人びとを巻き込みまちを変える
まちの熱狂が日本、そして世界を変える

あの熱狂を再び大阪へ

BREAK THROUGH OSAKA!
大阪を次のステージへ!

 

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