THEME

善が循環する
国際都市大阪の実現– 他に善かれかしの精神で世界を変える –

平成から新しい時代を迎えようとしている今日、データを支配するものがすべてを掌握するデータイズムの台頭とともに、AI、AR、VR、5G、ブロックチェーンといったテクノロジーによる第4次産業革命ともいうべき「デジタルエコノミー時代」が幕を開けようとしています。

一方で、世界有数の課題先進都市ともいえる大阪は、超高齢化社会の到来や、貧困率の上昇、学力や自己肯定感の低下、そして災害に対する都市防災システムの脆弱性など様々な課題を抱えています。

かつて、いち早くイギリスで起こった第1次産業革命後の最先端技術を取り入れ、経済規模を急激に拡大させたことで「東洋のマンチェスター」とその名を世界に轟かせた大阪。

私たちは、東西二極としての大阪ではなく、アジアにおける大阪、世界における大阪として、個と個、都市と都市、地域と地域、国と国といったあらゆるレイヤーにおいて、他を自然と成り立たせようとする“善”が多層的につながり循環する国際都市大阪を実現してまいります。

大阪青年会議所は1950年(昭和25年)、戦後荒廃の中、「『青年』それはあらゆる価値の根源である」との志の下、国家の再建と世界平和の実現に向けて日本で2番目に設立された青年会議所です。

2019年度も約1,000名の現役会員と、2,800名を超える名誉会員、特別会員が一丸となり、時流をつかむ柔軟性と時代を動かすエネルギーを最大限に発揮して大阪のまちのために行動してまいります。

結びに、多くの市民の皆様、行政、企業、各種団体の皆々様の変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人 大阪青年会議所
第69代理事長
小嶋 隆文

来に成長の連鎖を
もたらす善を育もう!

AIやロボットが本格的に普及し、人間に代わり多分野の労働を担うことが予想される中で、子どもたちを画一的な枠にはめるのではなく、それぞれの個性を尊重し、未来を創造する一員としての感性と独創性を育んでいくことの重要性が増しています。そんな今だからこそ、子どもが未来を切り拓くためのチカラを社会一丸となって育むことが必要です。

  • 大人自身の成長

    子どもたちの感性と独創性を育むために、大人たちが子どもたちの自由闊達な挑戦を温かく支えられるよう成長していく必要があります。そのために、大人たちが自ら個性を活かし、新しいことに挑戦する機会を設け、世代を超えて互いを高め合う関係を構築します。

  • 子どもたちの成長

    子どもたちの感性と独創性を育んでいくために、生まれもった個性を伸ばします。そのために、子どもたち自身の意思で自由闊達に挑戦してもらいます。さらに、子どもたちに、未来の世界をより良くするため、各自の個性を活かして何ができるか考えてもらいます。

めと守りの
国際都市大阪の実現

大阪は、成熟した都市ならではの貴重な機会を逃すことなく活用して成長につなげ、同時に様々な課題に正面から向き合うときを迎えています。今こそ、大阪とその未来に対する当事者としての想いを揺るぎない意志へと昇華させ、斬新なアイデアと未来志向の発想で世界と渡り合い、立場の違いを越えて大阪の内外を巻き込んでいきます。

  • 次世代都市モデルをデザイン

    2019年の日本初開催となるG20やラグビーワールドカップをはじめ、2021年にはワールドマスターズゲームズ、2025年には万国博覧会の開催など、「大阪・関西」には、世界からことのほか大きな期待が寄せられています。世界が期待する都市モデルを想い描き、立場の違いを越えた有機的な連携で、次世代都市の魅力を力強く発信します。

  • 都市ネットワークを構築

    2018年、大阪北部地震や西日本豪雨災害は、南海トラフ大地震に対する都市災害対策の脆弱性に警鐘を鳴らしてくれました。個人も組織も、一人ひとりが、まちや国、世界の未来を考え、より良い大阪を創る主体者として、社会的な役割と責任を果たすことが求められています。大阪に人材や情報、資金が自然と集まる有機的な連携を拡大していきます。

調和を生み出す
「世界市民」を
地球全体に創り出そう!

情報通信、科学技術の発達によって外国との距離が近くなっている現在、「自分の国だけが良ければ構わない」という行動を続けることは、地球規模での危機をもたらします。今こそ、考え方の違いを乗り越えて、これまでになかった新しい価値を創り出す、そんな使命感と情熱で、誰ひとり取り残すことのない調和を生み出す人財が求められています。

  • 共通価値を大阪から発信する

    世界中で、考え方の違いが衝突を引き起こし、課題が山積みとなっています。それらの課題を解決していくために、全世界の価値観の違いを越えて共通のゴールイメージを思い描くことができる関係性を構築していきます。

  • 未来を創り出す人財を育成する

    国と国、人と人とが歪な関係になるのを避けるためには、「全世界のために」という想いをもって世界で活躍する若い人財のチカラが必要です。大阪の若者から、誰一人欠けることのない未来を創り出す人財を育成していきます。

阪青年会議所では
SDGsを推進し、
取り組んでいます!

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

世界を変えるための17の目標

大阪青年会議所の
持続可能な開発目標(SDGs)の活動に
ついてはこちらをご覧ください