THEME

世界に誇る強靭都市
大阪の実現
– 「結の心」であたたかな未来をつくろう –

2019年に端を発し、世界に蔓延した新型コロナウィルス感染症は、世界経済に大きな打撃を与え、長期にわたって不安や困窮が拡大し続け、社会システムや人の弱さを露呈させることとなりました。一方で、デジタルインフラの活用が浸透し、世界との繋がり方やライフスタイルに至るまで、これまで当たり前だった私たちの暮らしに大きな変化をもたらしました。

人類はこれを機に、まだ見ぬ困難に立ち向かうために、未来を見据えどう歩みを進めるべきなのかを考え、行動していかなければなりません。

これからの私たちは、都市の発展だけを考えて行動するのではなく、世界へ新たな価値観やライフスタイルを生み出す大阪・関西万博の開催や、その先の未来を見据え、持続可能な社会の在り方に関心をもつことも大切です。また、独自の文化や魅力を新たな取組みによって世界に発信できれば、かつての高度経済成長のように、大阪はより発展することができるでしょう。

今こそ、授かるやさしさから生まれるしなやかな思いやりと、相手の個性を煌々と輝かせる強さをもち、誠実に行動し続ける「結の心」を灯すことができれば、人びとは自然と結びつき、民の力が発揮され、誰もが当たり前の日常を過ごすことができるあたたかな未来への礎となる、世界に誇る強靭都市大阪が実現されるのです。

大阪青年会議所は1950年(昭和25年)、戦後荒廃の中、「『青年』それはあらゆる価値の根源である」との志の下、国家の再建と世界平和の実現に向けて日本で2番目に設立された青年会議所です。

2022年度も約700名の現役会員と約2,800名のOB会員が一丸となり、時流をつかむ柔軟性と時代を動かすエネルギーを最大限に発揮して大阪のまちのために行動して参ります。

結びに、多くの市民の皆様方、行政、企業、各種団体の皆々様の変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

一般社団法人 大阪青年会議所
第72代理事長
梶本秀則

思いやり溢れる
地域のネットワークを
取り戻そう!

誰もが地域に愛着をもち、
子どもの「生き抜く力」を育む
あたたかなコミュニティの形成

ICT技術の活用やリモート授業、様々なSNSの使用拡大など、技術の進歩により子供がこれまで以上に学ぶ環境が整いつつあります。

しかしながら、これから訪れる未来は大人でさえも先行きを予見することが困難です。 相対してのコミュニケーションが不足する今だからこそ、地域の大人が思いやりをもって、子どもの主体的な思考力や想像力を育み、ささえ見守ることのできるあたたかな地域ネットワークを取り戻す必要があります。

  • 誰もが愛してやまない
    先駆けた共生地域モデルを実現!

    これまで以上に学ぶ環境が整いつつある今、学校や家庭の枠組みにとらわれず、子どもの可能性を引き出す環境が必要です。

    私たちは、企業や商店など大阪市各区内で仕事を営む人びとと連携し、地域の大人が子どもの成長を支えるという本来の地域の在り方をアップデートします。

  • 誰もが夢や希望を実現できる
    あたたかな地域の連携!

    これから迎える未来は、大人でさえも見通すことが困難です。ライフスタイルの変化や予見される自然災害など、未来を生き抜くには思考と行動の繰り返しを身に着ける環境が必要です。

    私たちは、新たな資産となる文化を育むコミュニティを創り出し地域の繋がりを取り戻します。

世界に共感を拡げる
新しい価値を
生み出そう!

世界により良い変化をもたらす
新たな価値を生み出す経済基盤の確立

若者が何度でもチャレンジできる環境が世界と比べても少なく、また、既存の枠組みを超えて課題を解決し得る協働が生まれづらい状況にある現在、大阪の経済成長に寄与する人びとの繋がりが必要です。

今こそ、若者に挑戦する意欲と夢を実現する力を与え、在阪企業や研究機関、行政等の連携で新たな価値を生み出し、持続的に世界により良い変化をもたらすビジネス基盤の確立が必要です。

  • 世界で活躍する若者を生み出し続ける
    仕組みを生み出そう!

    世界と比較して若者が起業へむけて挑戦しづらい環境がある現在、若者の能動的な行動による都市の経済発展が必要です。

    今こそ、大阪から世界へと、課題解決の礎となるビジネスを発信していくべく、次世代を担う若者のチャレンジを何度でも後押しし続ける企業家ネットワークを構築します。

  • 産官学の協働で
    課題解決型ビジネスを生み出そう!

    課題解決に取組むビジネスが数多く生み出される一方、協働による持続可能な在り方を確立しなければなりません。

    今こそ、大阪の強みである中小企業を中心に、研究機関、行政等の連携で新たな価値を生み出し、課題解決へ挑戦し続ける産官学のプラットフォームを構築します。

民の力で
都市モデルを
共創しよう!

自らの都市を思う人びとの立場を超えた
強靭な都市モデルの確立

近い将来に予見される自然災害に対する不安や、大阪・関西万博をはじめとする期待が訪れる一方で、「自分たちのまちを良くしよう」という意識は薄れつつあります。

今こそ、主体性をもって手を取り合い、社会の一員として自らが果たすべき役割があることを知り、官民一体となって未来を創り上げていく都市のあるべき姿を取り戻さなければなりません。

  • あらやる困難を乗り越える
    繋がりを構築しよう!

    災害に対しての意識は、時が経つにつれてどうしても低下してしまいます。危機意識を呼び覚ますだけではなく、それぞれが自らの役割をもち、有事に際には互いに手を取り合い、企業の連携によって地域の再興を促す仕組みを構築します。

  • 都市の未来を創る
    主権者としての共感を拡げよう!

    大阪・関西万博を控え、期待が高まる一方、市民や企業の関心が高まるまでには至っていません。政治や行政への関心を高めるとともに自分たちが未来をつくるためのムーブメントを生み出す若者を増やします。