世界を熱狂させるRELATIONSHIP Vol.3

大阪青年会議所にゆかりのある 団体や活動についてご紹介します。

SAVE THE CHILDREN
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

世界の子どもたちを支援する
活動の原点は、大阪にあり

―セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンについて、設立の経緯を教えてください。

国際組織としてのセーブ・ザ・チルドレンは、子どもの権利のパイオニアとして約100年の歴史を持つ、子ども支援専門の民間NGOです。日本では、1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが発足しました。イギリスのセーブ・ザ・チルドレン総裁であるアン皇女から日本での設立の提案を受け、大阪青年会議所と国際婦人福祉協議会の有志が中心となって設立しました。大阪発で団体ができて、約20年は大阪本部で活動していました。

―実際にどのようなお取り組みをされているのでしょうか。

活動は国内外で行っています。大きく言うと、海外での、保健・栄養、教育分野での活動、紛争や自然災害の影響を受けた子どもたちへの緊急・人道支援。国内での、貧困・虐待問題の解決に向けた子ども保護活動、大規模災害における復興支援を通して、子どもの権利を実現する活動などです。
例えば、モンゴルでは、幼稚園に通えない小学校入学前の遊牧民の子どもたちに家庭でできる就学前学習の機会を提供したり、モンゴル特有の冬の大雪により、家畜を守る手伝いで学校に行けない子どもたちに教育支援を行うといった活動を行っています。

私たちセーブ・ザ・チルドレンが日本国内で取り組む活動について、報告会を行います。災害時の緊急支援や子どもの貧困問題解決事業を中心に、広くお伝えする予定です。今回は、国内事業部部長の津田知子が、東日本大震災、熊本地震が子どもたちに及ぼしている影響も踏まえ、子ども中心の支援とは何か、会場の皆様と一緒に考えたいと思っています。(詳細は以下)

―セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの活動を支援したいと思った場合は、どうすればよいのでしょうか。

私たちは、個人サポーター、企業、行政、地域NPO、各国政府、国際機関など、多くのステークホルダーと連携しながら活動をしています。そのおかげで助成金を待たずに必要なときに支援を開始できます。寄付をしたいという方は、毎月寄付という形で月々1500円から、あるいは自由にご支援も可能です。(詳細はホームページ

―今後、大阪青年会議所に期待することなどがあれば、ぜひ教えてください。

まずは、大阪青年会議所の会員の皆さまにセーブ・ザ・チルドレンのことを知っていただきたい、さらにその先の一般の方にも知ってもらえる機会をご一緒できると嬉しいです。また、活動自体を一緒にできることもあると思うので、原点のつながりをますます強化できると良いなと思います。

DATA

大阪事務所
〒541-0043
大阪市中央区高麗橋2-2-3 ツクダビル3階
Tel:06-6232-7000
www.savechildren.or.jp

 

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