熱狂対談 村松亮太郎(NAKED 代表)× 竹田 哲之助(大阪青年会議所 理事長)

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万博誘致 みんなの関わり方を考える

「みんな」で作るための参加のデザイン

竹田 - 今日は、映像やプロジェクションマッピングを使った空間演出を数多く手がけている村松さんに、ご自身も大阪出身とのことで、これから大阪が関わっていく様々な世界規模の企画について、ご意見を伺えればと思います。

まずは、経営者目線として、2025年の万博誘致が大阪にとって、どのような影響をもたらすとお考えでしょうか。

 

村松 - 誘致すれば勝手に盛り上がってなんとかなる、ということはこの時代にもうないだろうと思います。その機会をどう活用するか、そして「みんなで」どう作るかという、参加の仕方のデザイン、これが重要だと感じています。

逆に、「みんなで」というのはある意味での責任転換という危険な一面もあるかと思うので、そこはきっちり設計しておかないといけないですね。

 

竹田 - そうですね。東京オリンピック・パラリンピックもそうですし、大阪万博もやはり「人」にフォーカスを当てたレガシーを残していかないといけないという議論はよく耳にします。

関わり方の話でいうと、「みんな」というのは、例えば企業として、また個人としてどう関わっていくのか、そして我々にとっては、大阪青年会議所としてどう関わっていくのか、ということを、誘致から開催までの段階で明確にしていく必要がありますよね。

それでは、2025年大阪EXPOを見据えて、NAKEDとしての関わり方を教えてください。

 

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大阪のまち全体を使った未来のデザイン

村松 - 大阪って僕にとっては「生まれて、育っている」ということが大きな自分ゴトなんです。

すべてのことを自分ゴト化しないといけないとは思うのですが、例えばなかなかボリビアのことを自分ゴト化するのもやはり難しいですよね。だから、何か大阪じゃないとできないことをやりたいという想いはあります。

NAKEDは、テクノロジーももちろん使うのですが、全体の大きな演出を担うことが得意なので、まち全体を使って、といったスケールが大きいことをやりたいですね。

 

竹田 - なるほど。そのために、どのように未来社会をデザインし、また2025年以降につないでいくのでしょうか。クリエイターとしての村松さんのイメージをぜひ聞かせてください。

 

村松 - 我々NAKEDの理念に、「コアクリエイティブ」という言葉があります。コアはどこにあるのか、手法の前にコアをはっきりさせよう。そこが明確なほど強いクリエイティブになっていく、という考え方です。

世界の中でもそこがどういう場所なのかということをはっきりさせないとその都市は注目されないと思うので、世界において大阪はどんな役割の場所なのか、大阪は何なんなのか、ということを示していく必要があると思います。

 

竹田 - 万博誘致は、大阪の役割や存在意義を明確化するには、一番いい機会だと思います。

まずはこの万博誘致を11月に成功させるために、そこに向けてみんなで盛り上げていきたいなと思います。

貴重なお話を有り難うございました。

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村松 亮太郎氏(NAKED Inc.代表)プロフィール

アーティスト。クリエイティブカンパニーNAKED Inc.代表。大阪芸術大学客員教授。環境省が認定した日本一の星空の村「阿智村(あちむら)」阿智★昼神観光局のブランディングディレクター。

TV/広告/MV/空間演出などジャンルを問わず活動。

長編/短編作品と合わせて国際映画祭で48ノミネート&受賞している。代表作として、東京駅3Dプロジェクションマッピング『TOKYO HIKARI VISION』、「東京国立博物館特別展「京都-洛中洛外図と障壁画の美」『KARAKURI』」の演出、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』タイトルバック、『新江ノ島水族館ナイトアクアリウム』企画・演出など。

2016年5月には、市川染五郎主演の歌舞伎ラスベガス公演”Panasonic presents Wonder KABUKI Spectacle’KABUKI LION’ ”の空間創造を手掛ける。

近年では、東京タワーほか全国主要タワーにて夜景×マッピング『CITY LIGHT FANTASIA by NAKED』シリーズや、花の体感型イベント『FLOWERS BY NAKED』、『SWEETS by NAKED』(表参道ヒルズ)、『二条城 桜まつりーDirected by NAKED』などを手掛けており、これまでのイベント通算動員数は200万人を超える。

2017年6月より”東京”を体感するアート展『TOKYO ART CITY by NAKED』開催。アーティスト本&作品集「村松亮太郎のプロジェクションマッピング SCENES by NAKED」がKADOKAWAより発売。

株式会社ネイキッド(NAKED Inc.)
1997年、村松亮太郎を中心に、映像ディレクター/デザイナー/CGディレクター/ライターなどが集まり設立されたクリエイティブカンパニー。メディアやジャンルを問わず、映画/広告/TV/インスタレーションなど様々なクリエイティブ活動を続ける。また、近年はプロジェクションマッピングを始めとした様々な技術や美術造作、演出を組み合わせ、光を使った空間の総合演出を手がけている。

現在、自社が企画・演出・制作を手がけたイベントやショーが通算200万人以上を動員している。
www.naked-inc.com

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